Flevo
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WHYスクロールしてしまう理由

目標があるのに、
なぜ、こんなにスクロールしてしまうのか。

意志が弱いから、ではありません。国内の調査と研究から、つい手が伸びてしまう4つの理由と、それぞれに効く“しくみ”を紹介します。

IN NUMBERS

スマホの時間は、もう「ちょっと」ではない。

勉強や仕事の時間と、スマホの時間。国内の調査から。

  • 140分と97分

    高校生が学校の外でスマホを使う時間は、勉強時間(宿題・塾を含む)を上回っていた。10年前は96分と119分。出典[1]

    ※学校がある日の1日平均・本人回答。スマホのせいで勉強時間が減った、という因果は示されていません。

    出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」

  • 68.6%

    何かに集中しているとき、スマホに邪魔された経験がある10代。20代では61.4%、全体では43.9%。出典[2]

    ※邪魔されたのが通知によるものか、自分から触ったのかは区別されていません。

    出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「2023年スマホ利用者行動調査」(15〜79歳・n=5,652)

  • 80%

    自分のスマホ時間を「減らしたほうがいい」と思っている10代。20代では76%。出典[3]

    ※2022年2月の調査。全体では58%。

    出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「2022年スマホ利用者行動調査」(2022年2月・n=6,272)

4 REASONS

つい、スクロールしてしまう4つの理由

01

集中は、いつも途中で切られている。

勉強や仕事の途中に届く、通知の1件。ちょっと見るだけのつもりが、集中はそこで細切れになります。

研究でわかっていること

  • 通知を切ってスマホをしまって過ごした週は、通知をオンにしていた週より「気が散る」と感じることが少なかった(本人の評価で、差は小さい)。出典[5]

    出典:Kushlev ほか「“Silence Your Phones”」(2016・カナダの大学生221人)

  • 通知を1日3回にまとめて受け取ったグループは「集中できた」「ストレスが少ない」と感じていた。一方、通知をすべてなくしたグループでは、見逃すことへの不安が高まった。出典[6]

    出典:Fitz ほか「Batching smartphone notifications can improve well-being」(2019・インドの237人・2週間)

  • 職場を観察した研究では、中断された作業に戻るまでに、平均2つ以上の別の作業を挟んでいた。出典[7]

    出典:Mark ほか「No Task Left Behind?」(2005・スマホ普及前の職場の24人)

全部を断つより、「開かない時間」を先に決めておく。

02

“ここで終わり”が、どこにもない。

フィードも動画も、次が自動で出てくる。やめどきは、アプリの側には用意されていません。

研究でわかっていること

  • 10分以上続いたSNS利用の8〜9割には、延々と続くスクロールが含まれていた。自分の判断で「もう十分」とやめられたのは12〜15%ほどだった。出典[8]

    出典:Rixen ほか「The Loop and Reasons to Break It」(2023・米国のスマホ利用者46人)

  • 動画の自動再生をオフにしたグループは、オンのグループより、1日の視聴時間の増え方が約21分小さかった。出典[9]

    出典:Schaffner ほか「An Experimental Study of Netflix Use and the Effects of Autoplay」(2025・米国の76人)

  • 無限スクロールを考案したアザ・ラスキン氏は「脳が衝動に追いつく時間を与えなければ、人はただスクロールし続ける」という趣旨の発言をしている。出典[10]

    出典:BBC「Social media apps are ‘deliberately’ addictive to users」(2018)

使う時間は、意志だけでなく設計にも左右される。だから、気づくきっかけと、ひと呼吸を外につくる。

03

疲れたとき、いちばん近くにある逃げ場。

やるべきことが重いときほど、ポケットの中のスマホは、いちばん手軽な逃げ場になります。

研究でわかっていること

  • 仕事中のスマホ利用を記録した研究では、疲れや退屈を強く感じているときほど、その後20分のうちにスマホを手に取りやすかった。使ったあとに、退屈が和らいだ様子はなかった。出典[11]

    出典:Dora ほか「Fatigue, boredom and objectively measured smartphone use at work」(2021・オランダの研究者83人)

  • 嫌な気分のあとほど「気を紛らわすため」にスマホを使っていた。けれど、それでその後の嫌な気分が減った、という意味のある証拠は見られなかった。出典[12]

    出典:de Segovia Vicente ほか「Tapping into feelings」(2026・ベルギーの成人1,053人・14日間)

  • 先延ばしは、嫌な課題が生む不快な気分を「今すぐ」和らげようとする反応と深く関わる、と整理されている(スマホを直接扱った研究ではない)。出典[13]

    出典:Sirois & Pychyl「Procrastination and the Priority of Short-Term Mood Regulation」(2013・レビュー論文)

しんどい瞬間に意志で踏みとどまるより、逃げ込む扉を先に閉めておく。

04

気づいたら、もう開いている。

通知が来たわけでもないのに、気づくと手が動いている。スマホに触れるきっかけの多くは、自分の側にあります。

研究でわかっていること

  • 日常を小型カメラで記録した研究では、観察されたスマホ操作1,130回のうち約9割は、通知ではなく本人が自分から始めたものだった。出典[14]

    出典:Heitmayer & Lahlou「Why are smartphones disruptive?」(2021・欧州の20代37人)

  • 画面を点けて使った回数は1日平均約85回で、本人の見積もり(約37回)の2倍以上だった。出典[15]

    出典:Andrews ほか「Beyond Self-Report」(2015・英国の23人・2週間)

  • 人前で「手持ちぶさたに携帯電話をいじる」と答えた人は60%で、2015年の35%から増えた。出典[4]

    出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「2024年一般向けモバイル動向調査」(15〜79歳・n=6,305)

自分の見積もりはずれやすい。だから、まず実際の使い方を知り、開く手に一拍おかせる。

FOCUS

4つとも、
意志が弱いからじゃない。

  • 01頑張って我慢した量は、目標の達成と関係していなかった。目標の達成と結びついていたのは、誘惑をどれだけ感じていたかのほうだった。出典[16]出典:Milyavskaya & Inzlicht(2017・カナダの大学生159人)
  • 02誘惑に意志で耐える方法を学んだグループは、何も学ばなかったグループと差がなかった。誘惑を遠ざけるように環境を変える方法を学んだグループは、1週間後、目標をより達成できたと答えた。出典[17]出典:Duckworth ほか「A Stitch in Time」(2016・米国の高校生・大学生)
  • 03アプリごとに1日の上限を自分で決め、上限でロックされる機能を使えるようにした実験では、対象アプリの利用が1日平均22分(16%)減った。使えた人の78%が自分で上限を設定し、最後まで使い続けた。出典[18]出典:Allcott, Gentzkow & Song「Digital Addiction」(2022・米国の Android 利用者 約1,900人)

だから Flevo は、我慢ではなく“しくみ”でスマホと距離をとります。

脱出のしくみを見る

参考文献

  1. [1]東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」(2026)(新しいタブで開きます)
  2. [2]NTTドコモ モバイル社会研究所「2023年スマホ利用者行動調査」(2023)(新しいタブで開きます)
  3. [3]NTTドコモ モバイル社会研究所「2022年スマホ利用者行動調査」(2022)(新しいタブで開きます)
  4. [4]NTTドコモ モバイル社会研究所「2024年一般向けモバイル動向調査」(2024)(新しいタブで開きます)
  5. [5]Kushlev, Proulx & Dunn「“Silence Your Phones”: Smartphone Notifications Increase Inattention and Hyperactivity Symptoms」CHI 2016(新しいタブで開きます)
  6. [6]Fitz ほか「Batching smartphone notifications can improve well-being」Computers in Human Behavior(2019)(新しいタブで開きます)
  7. [7]Mark, Gonzalez & Harris「No Task Left Behind? Examining the Nature of Fragmented Work」CHI 2005(新しいタブで開きます)
  8. [8]Rixen ほか「The Loop and Reasons to Break It: Investigating Infinite Scrolling Behaviour in Social Media Applications and Reasons to Stop」MobileHCI 2023(新しいタブで開きます)
  9. [9]Schaffner ほか「An Experimental Study of Netflix Use and the Effects of Autoplay on Watching Behaviors」(2025)(新しいタブで開きます)
  10. [10]BBC News「Social media apps are ‘deliberately’ addictive to users」(2018)(新しいタブで開きます)
  11. [11]Dora ほか「Fatigue, boredom and objectively measured smartphone use at work」Royal Society Open Science(2021)(新しいタブで開きます)
  12. [12]de Segovia Vicente ほか「Tapping into feelings」(2026)(新しいタブで開きます)
  13. [13]Sirois & Pychyl「Procrastination and the Priority of Short-Term Mood Regulation」Social and Personality Psychology Compass(2013)(新しいタブで開きます)
  14. [14]Heitmayer & Lahlou「Why are smartphones disruptive? An empirical study of smartphone use in real-life contexts」Computers in Human Behavior(2021)(新しいタブで開きます)
  15. [15]Andrews ほか「Beyond Self-Report: Tools to Compare Estimated and Real-World Smartphone Use」PLOS ONE(2015)(新しいタブで開きます)
  16. [16]Milyavskaya & Inzlicht「What’s So Great About Self-Control? Examining the Importance of Effortful Self-Control and Temptation in Predicting Real-Life Depletion and Goal Attainment」(2017)(新しいタブで開きます)
  17. [17]Duckworth ほか「A Stitch in Time: Strategic Self-Control in High School and College Students」Journal of Educational Psychology(2016)(新しいタブで開きます)
  18. [18]Allcott, Gentzkow & Song「Digital Addiction」American Economic Review(2022)(新しいタブで開きます)

※ここで紹介した調査・研究は、いずれも Flevo の効果を調べたものではありません。研究の結果は、それぞれの対象(国・年齢・人数)での結果です。

今日から、最初の脱出を。

Escape to Focus

意志が弱いからじゃない。しくみで、変えられる。

はじめかた

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  2. 「目標のために集中したい」か「スマホ時間を減らしたい」を選ぶ
  3. 脱出するアプリと時間を決めて、ボタンを押す
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